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「芸人ネクスト」って何してくれるの? 転職支援のステップを徹底解説!【元シャイニングスターズ・廣田真久さんに密着①就職活動編】

芸人、アイドルとしての活動の天井が見えてきた。そろそろ新しい道を考えないといけないけど、どうしても一歩を踏み出せないーー。

そんな悩みを抱えながら芸人ネクストのホームページを見ている方のために、今回は芸人ネクストの転職サポートの流れを中北が徹底解説! 芸人ネクストを活用した元シャイニングスターズの廣田真久さんと一緒に、転職活動を振り返りました。


<廣田真久さん プロフィール>
高校卒業後、NSCに入学。コンビ「シャイニングスターズ」として、2010年、2015年M-1グランプリ準々決勝出場、2012年お笑い番組『THEMANZAI』にて1740組中50組の認定漫才師に選ばれる。2013年より東京に拠点を移し、ライブを中心に活動。2019年4月解散。2020年より芸人ネクストにて転職活動を始める。


 

40歳になったときに、後悔したくなかった

ーーまず、廣田さんが芸人を志したきっかけを教えてください。

廣田さん:中学生のときにいじめられて、ふさぎ込んでいた時期があったんです。そんなときに一人でテレビを見ていたら、深夜のお笑い番組にハマりまして。関西の夜のテレビ番組って、めちゃくちゃ面白いのが多いんですよ。

そしたら、お笑い好きないじめっ子たちともだんだん話が通じるようになって。自然といじめられなくなりました。高校でも、番組で流行っていることをマネして笑いを取ったりして。「自分の人生、お笑いで助かったな」と思ってたんです。

だから、今度は自分がお笑いで誰かを救いたい。そう思って、高校卒業後に養成所に入りました。

ーーそれから17年間の芸人人生。振り返ってみていかがですか?

廣田さん:いろいろありましたが、一番嬉しかったのは2012年の『THE MANZAI』で認定漫才師に選抜されたときですね。結果が出たときは勝手に涙が出るくらい嬉しかったです。

中北:1740組中の50組ですからね。めちゃくちゃすごいことですよ。

廣田さん:東京進出してからは、1年で約300本のライブに出ました。事務所からは営業などの芸人的な仕事もふってもらえましたし、オーディションにもたくさん出ました。最後のチャンスと思って東京に来たので、「やれることは全部やろう!」という気持ちでしたね。

ーー認定漫才師に選ばれて、東京進出して、仕事もあって。一見順調ですが、なぜ芸人を辞めようと考えたのですか?

廣田さん:東京でいろんなことに挑戦したことによって、たしかにめっちゃ成長できたと思います。でも、それと同時に「自分たちは売れっ子にはなれないな」と思ったんです。できることが増えると、周りの人がどれだけすごいかもわかるようになるんですよ。

「売れるためには努力だけでなく、天才の要素も必要」。当時一緒にライブに出ていたメイプル超合金が一気に売れていくのを見て、その思いは一層強くなりました。

ーー芸人としての活動に踏ん切りをつけるのは、思い切りが必要だったのではないでしょうか。

廣田さん:はい。もし全くウケていなければ、まだ諦めがついたかもしれません。でも僕らは、スベり続けていたわけではなかったんです。ライブに出ればちゃんと笑いは取れましたし、結果も残せていた。だからこそ、なかなか区切りをつけられなくて……。

そうやって1~2年悩んでいたんですが、35歳になったときに、ふと、5年後の自分を想像しました。「芸人を続けている自分と、新しいことに向かって頑張っている自分。どっちが40歳になったときに後悔しないのはどっちだろうか?」と。

そのとき僕は、後者だと強く思いました。限界が見えているなかで芸人を続けるよりも、一旦区切りをつけて新しいことにチャレンジする方が、自分自身を認められる。そう思って、勇気を出して芸人を辞めることにしました。

 

【転職Step1~3】 面談・パソコン練習・モチベーション曲線

ーー芸人ネクストとの出会いは何がきっかけだったのですか?

廣田さん:芸人を辞めるか悩んでいた時期に、TwitterでDMをいただいたんです。芸人ネクストのことは全く知らなかったので、最初は正直怖くて(笑)。一旦返事を保留にして、ホームページを見てみました。

すると、どうやら研修を丁寧にしてくださるようで。中北さんのことも調べてみたら、なんと元芸人の方だと。「僕ら芸人のことも、社会のことも両方わかる人なんて、中北さんの他にいないのでは?」と思い、徐々に心が傾いていきました。

ーー申し込むまでにかなりリサーチをしたのですね。

廣田さん:はい、すみません(笑)。社会のことを全く知らなかったですし、誰を頼ったらいいかもわからない状態だったので。芸人という職業を理解してくれない人も世の中にはたくさんいるなかで、どうしても慎重になってしまいました。

最終的な決め手は、「元芸人に、そんなに悪い人はいないだろう!」と(笑)。騙されたらしょうがないぐらいの気持ちで問い合わせました。

中北:「犬を飼ってる人に悪い人はいない」ぐらいの感覚で来てくれたんですね(笑)。

ーー芸人ネクストとして、廣田さんにどのような転職支援をしたのですか?

中北:芸人ネクストではStep1~6の段階を踏んで就職活動の準備をしていきます。1つ1つの内容について具体的に説明しますので、廣田さんもぜひ、当時の率直な感想を教えてくださいね。

※下記、転職のステップ全体像

◆Step1.面談

中北:まず最初に、申し込みいただいた方と面談をします。どんな思いで芸人をやってきたのか、なぜ夢を諦めることになったのか。じっくり聞いて人となりを理解し、その上で芸人ネクストについて説明します。

そして、転職に関してどんな要望をお持ちなのか。給与や勤務地、仕事内容などの希望を伺ってから、芸人ネクストを使用するかどうかを決めていただくという流れです。

廣田さん:転職に関する要望を聞かれたときは、「そういうことも考えないといけないのか」と気づかされました。どれぐらいお金が欲しいかとか、どんなところで働きたいかとか、そこまで深く考えていなかったので。

中北:最初の面談で要望を細かく確認するのは、回答内容によって転職先が絞られるからです。例えば、入社時から年収600万円を希望する場合は、インセンティブがもらえる職種のある会社に限られます。それから、将来的にどのくらい昇進したいかも大事です。今36歳の廣田さんが、40歳の時点でマネジャーになりたい場合は、廣田さんの能力を現時点で著しく高く評価してくれる会社でないと難しい。希望に沿った転職を叶えるために、そうした情報は正確にお伝えするようにしています。

廣田さん:いろいろ教えていただいて信頼できる方だと感じたので、正式にお世話になろうと決めました。

◆Step2.パソコン練習

中北:芸人ネクストで転職すると決めたら、まずはパソコンの練習から始めます。ワード、エクセル、パワーポイントなどが扱えなかったり、タイピングができなかったりすると、選べる企業の数が大幅に減るからです。メールでやり取りする課題を通じて、パソコンスキルを底上げします。

廣田さん:家にパソコンはあったのですが、ネット検索か、音楽を聞くためにしか使っていませんでした。タイピングも遅かったし、そもそもワードやエクセルがどんなものかも知らなかったんです。

でも、課題を通じてパソコンに興味が湧いて、エクセルの使い方などをYoutubeで調べるうちに、「パソコンってこんなに便利なんだ!」とわかってきて。タイピングはやればやるほど点数が伸びるので、今も毎日練習しています。最初は40点ぐらいだったのが、90点台を出せるようにりました。

◆Step3.モチベーション曲線

中北:モチベーション曲線の作成とは、生まれてから今まで、どんなときにモチベーションが上がり、どんなときに下がったのかを言語化する作業です。今後長く社会で活躍するために、自分自身の価値観や、人生の成功パターン・失敗パターンを知ります。

廣田さん:描く前は、全体的に楽しい人生を生きてきたと思っていました。でも描いてみると、想像以上に上がり下がりが激しくて。中北さんに「うまくいったあとに下がる癖がある」と言われて、そういえばそうだと思いました。

中北:本気でやってきた分、やり切ったあとにガス欠になってしまうんですね。とはいえ、人生はずっと続くものです。大事なのは、毎日ちょっとずつでも積み重ねること。ガス欠しないように自分をコントロールできれば、きっとすごい勢いで右肩上がりの人生になるはずです。

廣田さん:今後の人生のやる気を維持するためにも、この癖を転職前に知ることができて本当によかったです。

 

【転職Step4~6】 業界理解・企業選定・面接練習

◆Step4, 業界理解

中北:ここから後半です。今度は世の中の仕事について学びます。芸人を辞めて就職する方は、「営業しかない」「資格をとるしかない」など、周囲の人が適当に言っていることを正しいと思い込んでしまいがちです。浅い知識のまま進路を決定してしまうと、あとで後悔することになりかねません。

廣田さん:仕事について知るために、業界地図を見て中北さんにいろいろ質問させていただきました。中北さんは元芸人なので、説明がめちゃくちゃわかりやすいんです! 僕ぐらいのレベルでもわかるように説明してくれたのは、すごくありがたかったです。

◆Step5.企業選定

中北:業界理解ができたら、いよいよ面接を受ける企業を決めます。このとき大事にしてほしいのが、「成長企業を選ぶ」ことです。もし衰退企業に入ってしまうと、せっかく身につけた能力が将来使われず、本人の市場価値が下がってしまいます。「どの市場が伸びているのか」「いま社会に求められているものは何なのか」を理解し、企業選びの軸を持ってもらいます。

廣田さん:企業を選ぶ際には、中北さんにお勧めしてもらった本が役立ちました。『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』や『未来をつくるキャリアの授業』では、何を意識して会社を選べばいいのかを一通り学べましたし、『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』では、今の時代に求められる能力が何なのかを知ることができました。自分の芸人としての能力を社会で生かすために、中北さんの『「ウケる」は最強のビジネススキルである。』も、もちろん読みました。

その上で今は、「世の中を便利にする仕組みを提供しているインターネット関連の仕事」がしたいと持っています。最近はクラウドサービスを展開する会社が多いと思いますが、データを扱いやすくすることで仕事にかかる時間を圧倒的に削減するような仕事には可能性を感じます。

中北:ちょっと前までパソコンもまともに使えなかったのに、「クラウド」なんて言葉を使うとは、僕も信じられない(笑)。廣田さん、とんでもない速度で成長してますよ。

◆Step6.面接練習

中北:面接は、企業が年間数百万を払える人物かどうかを見定める時間です。非常に大切なので、「これで行ける!」と芸人ネクストが判を押すまで練習してもらいます。本番の面接が始まったら、2社終えるごとに一緒に振り返りをして、さらにブラッシュアップしていきます。

廣田さんは芸歴が長いのに、最初かなり緊張してましたよね(笑)。でも練習を重ねるうちに、だいぶ落ち着いてきたと思います。

廣田さん:それ、僕の弱点だったんですよ! これでもだいぶ治ったんですが……(笑)。もともと人前で喋るのは苦手だったので、いまだに緊張はします。

中北:今の廣田さんなら大丈夫ですよ。笑顔だけ意識していただければ。どんな面接官に当たっても、きっと突破できるはずです!

「夢は諦めたけど、人生は諦めたくない」

ーーStep1~6を経て、気持ちの変化はありましたか?

廣田さん:正直な話、自分は36歳なので、芸人を辞めたときは「妥協した就職をしないといけないのかな」と思っていました。ただ時間が流れるのを待って働くような、そんな人になるイメージです。

でも、芸人ネクストで中北さんたちに出会ってからは、「自分もやりがいを持てる仕事を目指して、就職活動ができるんだ」と希望を持てました。夢は諦めたけど、人生は諦めたくない。そんな僕の気持ちを形にしてくれたのが、何よりありがたかったです。

中北:夢敗れて自分を否定してしまう人は多いんです。でも、そんな必要はないんですよ。たとえ売れなかったとしても、芸人やアイドルという職業を全うしてきたんだから、もっと自分に期待していいんです。廣田さんみたいに、次のステージに希望を持って進める人が増えてほしい。心の底からそう思います。

廣田さんが芸人をしてきた17年間が無駄になることは100%ありませんから、自信を持ってください。今そのままの廣田さんで面接に行けば、絶対に突破できますよ。

廣田さん:ありがとうございます!自信を持って面接に行ってきます!! 

(取材、文、写真・一本麻衣

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