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「芸人ネクスト」元アイドルが新卒採用担当としてMVP獲得!学生エントリー数を2倍にした「主体的に挑戦する姿勢」とは?

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アイドル時代に培った「自分で考えて主体的に動く力」「周囲を巻き込みながら目的を達成する力」を兼ね備え株式会社WOW WORLDに入社した谷理紗子さん。なんと、年間MVPを受賞、担当する新卒採用では学生のエントリー数を2倍に増やす成果を挙げています。「谷さんがいるのといないでは全然ちがう」職場からそんな声が上がるほど評価されている彼女。どのようなプロセスを経て成果につなげたのでしょうか。上司の市川さんを交えお話を伺いました。

<プロフィール>写真
右下:株式会社WOW WORLD  経営管理部 部長 市川 重信 様
左下:株式会社WOW WORLD  経営管理部    谷 理紗子 様
左上:株式会社俺          代表取締役    中北 朋宏
右上:株式会社俺                   杉山 遼介

元アイドルが新卒採用担当としてMVP獲得!
学生エントリー数を2倍にした「主体的に挑戦する姿勢」とは?


「さすが元アイドルだなと思うのは、どんなに忙しくても難しい仕事を頼まれても、笑顔で前向きに乗り越えようとする仕事への姿勢ですね。いつも元気で明るい、周りへの気遣いもできる、職場に欠かせないムードメーカーです」

元アイドルの谷理紗子さんを採用した、大手通販企業、メーカー、官公庁など、7,000社以上のデジタルマーケティング戦略を支えている株式会社WOW WORLDの経営管理部長・市川さんはそう語ります。

アイドル活動を経て、現在は経営管理部・総務人事の新卒採用担当として活躍する谷さん。アイドル時代に培った経験がどのように成果に結びついているのかお話を伺いました。

──経営管理部・総務人事の新卒採用担当としてどのような成果が出ているのか教えてください。

谷さん:求人サイトへのエントリー数を2倍に増やすことに成功しました。どうしたら学生に興味を持ってもらえるか?試行錯誤した結果が成果につながり嬉しいです。また入社して一番の成果は、社内で年間MVPをいただいたことでしょうか。社長からは、採用活動に対する取り組みや、日々の業務への前向きな姿勢を評価いただきました。自分なりに考えながら一つ一つチャレンジしてきたことが実を結び嬉しかったです。

 

 

──エントリー数が2倍に、MVPの受賞、大活躍ですね!自分なりに考えながらどのようなチャレンジをしたのでしょうか?

求人サイトのページを、学生の気持ちを想像しながら作り変えました。エントリー数を増やすには、学生に安心感や親しみやすさを感じてもらう必要があると思ったんです。そこでやってみたのが、社員インタビューを掲載すること。私が担当する前はほぼ活用されていないページだったので、何とか有効活用できないかと社内を駆け回り、15名ほどの社員が記事掲載に協力してくれました。

 

──目的を達成するためには、どうしたらいいのか?ご自身で考えて行動に移していたのですね。

上司の市川さん(以下、市川さん):何事にも臆せず挑戦する姿勢が素敵ですよね。以前、社長から「会社を説明する動画を作ってくれないか?」と頼まれたことがありました。本来なら尻込みしてしまうところも、彼女は一人でスマートフォンのカメラを持って社内を回り動画を作ってきたんです。やったことないからできません。ではなく、やったことないけど、やってみようとする。その姿勢がMVPにつながったのだと思います。

谷さん:ありがとうございます。あとは中国人の方を採用したとき、入社前フォローとして全10回に渡って日本文化やビジネスマナーを学ぶ研修を企画・実行したこともありました。新型コロナウィルスの影響もあり、少しでも不安を和らげてあげたいと思ったから実施しました。研修後は「安心しました」「入社が楽しみになりました」と言ってもらえ、やって良かったなと心から思えましたね。

 

 

市川さん:研修の企画は、誰からも指示されていないんです。彼女一人で考えて動いてくれて、誰に言われずとも主体的に動けるのが谷さんの強みですよね。総務・人事の部署は、決まったことを正確にこなすことが求められる業務が多いのですが、その中でも常に「こうしたらいいかな?」「これをやってみたらどうかな?」と考えて行動に移せるのは、彼女の一番輝いている部分だと思います。

 

──相手の立場になって考える、立ち振る舞う姿勢は、アイドル時代の経験が活きているのでしょうか?

谷さん:どんなに辛いこと、苦しいことがあってもステージの上では笑顔でいるのがアイドルなので、上手くいかないこと、嫌なことがあってもオフィスでは顔に出さないですね。そのおかげか、「谷さんはいつもポジティブだね」「話しかけやすい」と言っていただけるのかなと思います。

市川さん:職場でいつも明るく話しかけやすいオーラを出してくれるので、周囲は頼りやすいんです。だから逆に、彼女が困ったときは周りも助けてくれる。求人サイトの社員インタビューに他のメンバーが協力してくれたのも、「谷さんだから」という部分もあると思います。人事は業務量も多いので、他人の力を借りて裁いていくスキルも必要。その点谷さんは、周りを上手く頼りながら業務を遂行する力がありますね。

 

 

──アイドル時代に培ったスキルで、特に意識していることを教えてください。

アイドル時代はファンの方へ、感謝や嬉しい感情を素直に伝えることを大事にしていました。それは職場でも同じで、何か助けてもらったときは「◯◯さんのおかげです!」「◯◯さんがいなければ無理でした…。本当に助かりました!」と、伝えるようにしています。

「ありがとうございました」で済ませてしまうこともできますが、感謝されて嫌な気持ちになる人はいないと思うので、手伝って良かったなと思ってもらえる伝え方を意識しています。

またその人の性格やタイプによっても接し方や言葉を選びますね。相手を客観的に捉えてコミュニケーションが取れるところはアイドル時代に培った力だと思います。

 

──逆に成果を出すまでに苦労したことはありますか?

仕事が大きくなればなるほど経営者や他部署を巻き込んでく必要があるので、いろいろな立場や役職の方の意向を汲みながら調整するのに苦労しました。相手へ気を遣いすぎて、メールで済ませない方がいいかな。今は話しかけない方がいいかな。と考えすぎてしまうことも(笑)。

でも積極的にいく方が自分のキャラにもあっていますし、周りを見ても迷惑がる社員もいないと思ったので、手が止まるくらいなら気にしすぎずやろう!と捉えられています。

 

 

採用活動は大変な部分も多いですが、自分が採用した方々が社内で活躍する姿や成長する姿を見ると嬉しいです。人生の転機に立ち会う仕事なので、やりがいが原動力になってくれていますね。

 

──最後に、これからの挑戦を教えてください!

谷さん:アイドル時代は、テレビに出たい!売れたい!と夢を叶えることをモチベーションに生きていました。就職してからは「人として成長したい、人間力を高めたい」という気持ちが大きくなっています。人前で話すこと、司会を務めることはアイドル時代から経験があるのでもちろん得意。でもさらに磨きをかけたいと向上心が芽生えるようになりました。知識や論理的思考も身に付け、人事業務・総務業務全般もできるようになって影響力のある人になっていきたいですね。

 

 

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