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【元俳優の採用事例】役を演じる経験はビジネスに活かせると気づかせてくれた~根拠のあるアドバイスが自信に~

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[スピーカー]
福島 綱紀さん(※写真左)

株式会社 俺
杉山 遼介 (※写真右)

 

― 俳優を目指したきっかけを教えてください。

福島さん:子供の頃から映画が好きで、漠然と映画の世界で働きたいと思っていました。人前に出ることも好きでしたし、親の後押しもあり中学生の頃から地元大阪の事務所に所属していました。高校生の頃に映画専攻の大学生の人達と自主制作で映画を創ったりしていました。ごく自然と気がついたら俳優を始めていたという感じでした。

― 俳優の時はどんな活動をされていましたか?

福島さん:大学進学を機に東京の事務所に所属し本格的に俳優の仕事をするようになりました。20歳から28歳の8年間俳優として活動していました。主に映像の仕事が多く、CMや映画に出演していました。Netflixのドラマや東宝の映画、マクドナルドやエイブルなどの企業のCMに出演していました。

― 俳優を辞めようと思ったきっかけについて教えてください。

福島さん:一番のきっかけは、これからの人生を共にしたいと思うパートナーができたことです。これまでの俳優としての実績を踏まえ将来について考えた時、今後、自分が主体となって家庭を築いていくうえでは続けていくことが厳しいと判断し、俳優を辞めることを決断しました。

― 株式会社俺を知ったきっかけについて教えてください。

福島さん:企業で働くことを決めて、転職支援のサービスなどを検索していました。たまたまシンプル内藤さんの転職支援の記事https://geinin-next.jp/case/article?id=1673)に辿り着きました。そこで初めてお笑い芸人や俳優、アイドルなど表舞台に出ていた人に特化した転職支援があることを知りました。企業で働いた経験がない人に対して、一体どんな支援があるのだろうかという物珍しさもあり問合せをしました。

 

ネガティブの塊から、自信と意欲がわいてくるようになった

― 実際に芸人ネクストの転職支援を受けてみて、どんなところが良かったですか?

福島さん:一番感謝していることは、コーチングしていただきながらメンタル面で支えてくれたことです。最初、私自身が不安でネガティブの塊だったこともあり、転職なんて無理だと思っていました。しかし、杉山さんと話す度にどんどん前向きになれて、自分にも転職できるんじゃないかと思えるようになりました。正社員として企業で働くということに対しても意欲がわいてくるようになりました。また、土日や夜間であってもすぐに返事がいただけたので、アルバイトをしながら転職支援を受けることができたことも良かったです。

― 印象に残っているアドバイスや、苦労されたことがあれば教えてください。

福島さん:根性論ではなく、福島さんにはこういう強みや経験があるから企業でも活躍できますよと、根拠を持って具体的にアドバイスをいただけたことが印象的でした。それがすごく説得力があり、自信につながり心の支えとなりました。
面接の練習をする時に、よく聞かれる質問リストを送っていただいたのですが、最初まったく書けませんでした。なかなか提出できずご迷惑をおかけしたのですが、杉山さんに「福島さんはこういう経験があるからこんなことができるんじゃないですか」と、具体的なヒントをいただけたことで、そこから私の中でこう答えれば良いのかなとイメージすることができるようになりました。私はゼロを1にすることが苦手なのでとても苦労しました。俳優のオーディションと仕事の面接の受け答えはまったく違いますので、杉山さんにサポートいただけたことは本当に有り難かったです。

― 杉山さんから見て、福島さんの強みはどの辺にあると思われましたか?

杉山:福島さんは支援すればするほど、強みがたくさんある方だと思いました。最初の面談で転職がうまくいくなと思った理由が2つありました。1つ目はアルバイトで数字を追う仕事をされていて成果も出していたことです。これはビジネスでも求められる能力です。なかなか大変だったようですが、くらいついてやられていのでメンタルも強いと思いました。2つ目は俳優のお仕事で、自分が出演する監督さんの作品は徹底的に下調べをしていたという点です。そのうえで演技に挑むというお話を聞いて、受けたお仕事に対してしっかりと準備をして取り組む方だと思いました。このような経験は、ビジネスにおいても必要なスタンスですので、福島さんなら絶対に転職に成功すると思いました。

企業で働くことで社会貢献をして一人の人間として成長したい

― 現在、どんなお仕事に就かれているのでしょうか。また、目指していることはありますか?

福島さん:不動産業界で賃貸保証などを行う会社で法人営業のお仕事をしています。主に新規開拓と既存先のフォローを行っています。まだ入社したばかりなので、まずは営業として数字を上げていく目標があります。また、一人の人間として成長していきたいという想いが強いです。自分の仕事を完璧にこなせる実力もあり、後輩や周りの人に慕われるような大人の男になることを目指しています。そのためには、まずは目の前の仕事で結果を出すことが大前提かなと思っています。

― 福島さんは、どのようにして今の業界や業種を選定していったのでしょうか。

福島さん:一番は、社会貢献度の高いお仕事をしたいと考えていました。人や社会のために役立つ仕事ができれば、やりがいも高まります。また、お客様はもちろん、会社で働く社員、そしてその家族の幸せも大切に考えている企業は素敵だなと思っていました。現在働いている企業は、どちらも満たされているので希望に沿った仕事に就くことができたと思っています。

 

役を演じることと、働くうえで相手の立場を考えて動くことは同じ

― 俳優ならではの能力や強みをビジネスに活かせるとして、どんな能力があると思いますか。

福島さん:俳優は基本的に役柄の感情や立場になりきり、相手役のことも考えて演じることが求められます。お客様や周りで働く人に対して感情移入できることや、相手の立場で物事を考える力はビジネスでも活かせると思います。また、人前に出て何かすることに慣れていると思うので、物怖じしない力もあると思います。社会人として働くなかで、誰もが立場や役割がありそれらを演じている面があると思うので、俳優で培ってきた能力や経験を実際の仕事の中で活かせる場面はたくさんあると思います。

― 最後に転職を考えている俳優の方々へメッセージをお願いします。

福島さん:私は今年で30歳になるのですが、20代後半くらいの年齢で迷いが出る人は多いと思います。後悔がないように踏ん切りがつくまでは、続けた方がいいと思います。アルバイトをしながら40・50歳まで、覚悟を持ってやり続けることも素敵な人生だと思います。しかし、俳優をやること以外に叶えたい人生の夢や目標があるなら、企業で働く選択をすることは負けではないと思っています。私も家庭を持つことを機に転職しましたが、俳優の経験や強みはビジネスでも活かせますので、新たな目標や夢にチャレンジすることを応援しています。

 

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