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一流のお笑い芸人も実践しているあのスキルは、社会人で活躍するための重要な要素だった!

みなさまいかがお過ごしでしょうか。
株式会社俺 中北でございます。

僕は、お笑い芸人から人事のコンサルティングファームに転職し、ベンチャーの人事責任者経て、
株式会社俺を設立し、今まで300社以上の人事の方とお話ししてきました。

そんな中、「新入社員」・「若手」をテーマとして人事の方とお話しすると、

・指示を待ち、自分で考えて行動しない
・言われた通りにはできるが応用ができない
・突き抜ける人材がおらず物足りない

上記のような声をお伺いします。
果たして若手だけが悪いのかと言う論点もあろうかと思いますが、
非常に多くお伺いしました。

「新入社員」・「若手」の方も日々悩み、不安と戦いながら成長しようと頑張っております。
ただ、頑張り方を知らないのも事実だと、多くの「新入社員」・「若手」の方々と関わりる中で感じるところです。


そんな中、ご紹介したいのがお笑い芸人が使う「こする」と言うスキルです。

ネタ(漫才・コント)を考え、舞台で披露し、
「笑いが起こったところ」「笑いが起こらなかったところ」を明確に認識し、
「笑いが起こらなかったところ」だけを改善していく作業を「こする」と言います。

M-1で優勝している全てのお笑い芸人さんは、M-1に向けてネタを何度も舞台にかけて、
「こする」を続け、最も笑いが取れる4分間のネタに仕上げています

この「こする」は、ネタだけではなく普段の「先輩とのコミュニケーション」や「舞台でのトーク」においても、全ての機会で実践しています。そして、笑いが取れる「ワード」「エピソードトーク」をストックして行きます。

もうお気付きの方もいらっしゃると思いますが、社会人の方々が馴染みのある単語に言い換えると、
「こする」=「PDCA」を指します。

※画像は株式会社俺が提供している研修スライドとなります。
※左:すべらない話の構造 右:PDCAサイクル


自ら考え行動できる人、突き抜けた成果を出している人も、
日々の「こする」を一歩一歩積み重ねています。

たまに、間違えた方向に「こする」こともあります。
そうするとネタを披露する舞台でお客様が全く笑わず、空調の「ボーーー」と言う乾いた音が聞こえるほど静まり返ったりします。あれは地獄です・・・。

仕事のシーンでもありますよね。お客様にプレゼンしている時にお客様が眉ひとつ動かさず「あれ?、もしかして、時間止まってるのかな?」と思う瞬間。あのやつです・・・。

そうならないために「こする」を実践する時の重要なポイントを3つご紹介します。


①何が出来ていて、何が出来ていないかを明確にすること
先ほどご紹介しましたが、「こする」ために「笑いが起こったところ」「笑いが起こらなかったところ」を
明確にする必要があります。明確にしないと、せっかくの「成果が出る」部分を排除してしまう可能性があります。

②何のために「こする」のか?を明確にすること
お笑いでは「笑わせる」が目的として、絶対にブレることはありません。
改めて「新入社員」・「若手」の方々、「こする」前に、何のためにこの仕事ってやるんだっけ?と
目的を明確にして下さい。

③披露する舞台を設けて下さい
恐れずチャレンジして営業シーンや上司に披露して下さい。
そうすれば「こする」機会がたくさん設けられ嫌でも「成果」が出る人材となります。


お笑い芸人の方々は「こする」を10年以上行ってやっと飯が食えるようになります。
社会人の方々は、飯がすでに食える状態から「こする」を実践できます。

そう考えると社会人で言うM-1優勝のような大きな成果は、すぐそこにあるかもしれません。
ぜひ、「こする」を実践して見てください。

株式会社俺 代表取締役 中北
お笑い芸人からの転職/お笑い芸人からの就職/芸人ネクスト

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