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若手社員が「頑張っているのに評価されない」と感じるのはなぜ?評価に不満を抱える若手の特徴
| 新入社員,新人教育,人材育成,マネジメント,OJT,キャリア,組織開発,人事,可愛がられる力,コミュニケーション
はじめに
配属直後の新入社員が「自分はもう無理かもしれない」と感じてしまう背景には、能力不足というよりも、期待の受け取り方のズレが隠れていることが少なくありません。
この記事では、現場でよく起きる“期待のズレ”をほどきながら、
- 新入社員が必要以上に苦しくならないための捉え方
- 上司・人事がサポートできる伝え方
- 研修や配属後フォローに落とし込むポイント
を整理します。
なぜ「期待」がズレると一気にしんどくなるのか
配属前研修では「期待を捉える」「期待を超える」ことの重要性を学ぶ機会が多くあります。これは社会人として大切な視点です。
一方で、ここに落とし穴があります。
期待を“高く持つ”こと自体が目的化してしまうと、相手の意図を確認しないまま無意識に期待値を上げてしまい、
- 自分は応えられない
- 早く成果を出さなきゃ
- 失敗したら終わりだ
と、必要以上のプレッシャーにつながってしまいます。
例えば上司が「仕事の進め方を覚えるために」会議に参加させているケース
上司側の期待は「まずは流れを理解して、議事録や論点をつかめるようになろう」です。
しかし新入社員側が期待を確認しないまま、「早期に会議を1人で回せるようにならないといけない」と解釈してしまうと、期待値が一段飛びで上がり、苦しくなります。
このような“期待の階段を飛ばしてしまう”ズレは、実は珍しくありません。
期待のズレを減らすための3つのポイント
①期待は「推測」ではなく「確認」する
新入社員にとって最初のスキルは、成果物の作り方よりも「相手の期待を言語化してもらう力」です。
「この会議参加で、私に期待していることは何ですか?」と一言確認できるだけで、心理的負荷が大きく下がります。
②上司は“繰り返し”と“具体”で伝える
期待は一度伝えただけでは伝わりません。
「今回はまず“理解”がゴール。次に“整理”。その次に“提案”」のように段階を明確にしながら繰り返し伝えることで、ズレが起きにくくなります。
③人事様・研修では「いきなり期待を超えようとしない」をメッセージにする
配属前後の研修で強調したいのは、
- まずは期待を捉える
- 期待に“打ち返す”
- その先に、期待を超える
という順番です。
「最初から期待を超えようとしなくていい。正しく期待を捉えられる人が、結果的に信頼を積み上げていく」
このメッセージは、配属後のメンタル不調の予防としても効果があります。
コミュニケーションエラーを減らすだけで、配属後の景色は変わる
期待のズレは、能力の問題に見えて、実はコミュニケーションの設計の問題であることが多いです。
新入社員が正しく期待を捉えられるようになり、上司が任せやすくなる。
それだけで、配属直後の不安や孤立感は大きく減ります。
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