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インタビュー

Hamee株式会社様 経営・マネジャー層向け「1on1が効果的に機能するためのお笑いコミュニケーション研修」事例のご紹介

Hamee株式会社様
http://hamee.co.jp/

取締役
齊藤修一様

執行役員
プロジェクト推進部 マネージャー
豊田佳生様

 [会社プロフィール]
1997年に創業。happy mobile, easy e-commerce を掲げ「世界中のモバイルユーザーに驚きを。ネット通販をもっと簡単に。」という理想を目指し、プロダクト作りと、それを届けるためのプラットホームの開発を実現している。世界中のモバイルユーザーとEC企業を驚かせ、「クリエイティブ魂に火をつける」ことで、世界中にクリエイティブの輪を広げることを目指している。従業員数:連結285名。

[導入サービス]
1on1が効果的に機能するためのお笑いコミュニケーション研修

[実施概要]
社長、取締役、執行役員を含む部長クラス以上の20名を対象に、職場のコミュニケーション活性化を目指し、お笑いを取り入れたコミュニケーション研修を実施。

「お笑い」は、成果を上げるための大事な要素である


ー 本日はどうぞよろしくお願いいたします。さっそくですが、今回、なぜお笑いを取り入れたコミュニケーション研修を導入しようと思ったのでしょうか?実施するきっかけや、背景を教えてください。

齊藤様:弊社は毎年5月から新しい期が始まります。今期から執行役員体制の強化を目的にマネジメント層も増え、新任のマネージャーも多く選出されました。そこで、メンバーのミッションやモチベーションを効果的に管理し、マネジメント層がより一層リーダーシップを発揮できるよう役員とマネージャーを対象にこの研修を導入させていただきました。

元々、当社の社長 樋口と貴社の中北様が知り合いだったというご縁もあり、貴社にお願いしました。「お笑い」という要素は、人と人とがコミュニケーションする上で非常に重要な要素だと思っています。特にビジネスの場では、どうしても固く真面目になりがちです。しかし、弊社は、物作りやアイデアを形にする仕事が多く、コミュニケーションの質が仕事の質に関与する度合いが高く、そういう意味では、「お笑い」というコミュニケーションにおけるユニークな要素も大変重要と捉えています。特にマネジメントする側に、「お笑い」と言う要素があれば、メンバーとのコミュニケーションも活発になってくると思い実施させていただきました。

職場で笑うことが少ないメンバーが打ち解けていく


ー 実際お笑いを取り入れたコミュニケーション研修をやられてみて、いかがでしたでしょうか?

豊田様:ひと言でいうと、とても楽しかったです(笑)。 ああ言う場が、職場でメンバーに対して作れたら、すごくいいなと感じました。実は、研修に参加したメンバーは職場で笑うことが少ないんです。それがあれだけみんな笑っていたので、本当にすごく良かったなと思っています。正直、最初はあんなに笑わないメンバーに対して、中北さんがだだ滑りしてしまうんじゃないかと思ってました (笑)。

ー そうなんですね(笑)。研修の中で印象に残っていることや、面白かったワークはありますか?

齊藤様: 全てのワークが印象には残っていますが、研修の冒頭で行ったアイスブレイクとしてのワークが印象に残っています。自分の生い立ちやターニングポイントに関わる絵を描き、相手に説明するワークは、この研修を有意義な研修にするためにはとても効果的だったと思います。なかなか普段の仕事の中では話さないようなプライベートな要素も多く、参加者同士のキャラクターを理解する上でも大変有効なワークだなという印象が残っています。

また、お互いの良いところを褒めるワークも良かったです。「そんなところが自分の褒められるポイントなんだ」という、驚きや新たな気づきにも繋がっていましたし、特に同じマネジメント層で褒め合うなんてことは、業績以外ではほとんどないので、貴重な機会になりました。

 

豊田様:私も、褒めるワークは印象に残っていますが、最初のアイスブレイクで、スタンディングアンケートをやられたのが印象に残っています。体を動かすと、場が温まるところもありますし、声を出さなくても、みんなが意思表示しているのが見えるのは、参加者を巻き込む意味では、すごく効果的だし、納得感がありました。

「笑い」は生産性向上に繋がる


ー この研修で、改めて学んだことや、今後取り組んでいきたいことはありましたか?

豊田様:ダニエル・キムの関係性の質の話で、関係性が良くなったら結果も変わるというお話は、本当にそうだなという納得感がありました。結果を上げるために、関係の質が大事であり、良い関係を作るためには、お笑いも大事だということに改めて気づき、腹落ちできました。

中北:ありがとうございます。「お笑い」を活用し関係性を良くすると生産性が上がるという話は昔からあります。具体的に言うと 「スカブラ」という職業がありました。どんな仕事かというと、炭鉱の現場で活躍していたのですが、炭鉱は危険を伴う仕事なので、現場の人がリラックスして働けるように、炭鉱の人達に話しかけて、おもしろい話や世間話をしてリラックスさせて、また現場に送り込むという仕事です。そうすると、現場の生産性が上がったそうです。しかし、業績が厳しくなると、一番最初に切られたのが「スカブラ」の人達だったそうです。すると、生産性がガクンと下がったというお話です。

齊藤様:雑談を大切にしよう、といった空気感は、以前にも増して組織内で出はじめていると感じます。弊社では、ミーティングの時にいきなり本題に入る人が多く、変えていきたいなと思っています 。関係の質を高めるために、アイスブレイクとしての雑談を大切にするという意識を、まずは、マネジメント層から取り組んでいければと思っています。

ー このコミュニケーション研修を、他の会社や組織に勧めるとしたら、どんなところにお勧めしたいですか?

齊藤様: B to C、B to Bにかかわらず営業組織などのような、お客様との信頼関係が直接売上に関わるようなビジネスには大変効果的だと思います。例えば、住宅営業やブライダル営業、中古車販売などのビジネスも相性が良いと思います。対面のコミュニケーションが必要とされ、コミュニケーションの質がそのまま業績に繋がるようなところは、受ける側の真剣味も違うと思いますので、お勧めしたいと思います

働く一人ひとりがユニークな組織


ー 今後、どんな組織づくりを目指していますか?

豊田様:みんなが、より主体的になれればいいなと思ってます。メンバー一人ひとりが、自分が社長だぞという意識で動く組織になったら、300人メンバーがいれば、推進力は300倍になるなと思ってます。また、今あるスキルに「お笑い」というスキルをかけ合わせたら、強みにもなるし、結構いろんなユニークさが生まれるんじゃないかなと思っています。そういう意味でも、一人ひとりの強みが発揮できる組織にしたいなと思っています。

齊藤様:働く一人ひとりが、ユニークで強い個が多く存在する組織にしたいなと思っています。これだけ情報に溢れ、テクノロジーも進化してくると、 一人ひとりが持ってるスキルやノウハウが横並びになってきます。そうなると、何かのスキルや専門性が突出していて、その組み合わせがユニークであることがより評価される時代が近くやってくると思います。強い組織をつくっていくためにも、主体性が発揮できる強い個と、ユニークさの両輪が大事だと思っていますので、そこにお笑いの要素が加わり、関係性の質をお互いに高められる、そんな愉快な組織を作っていけたらと思います

ー 本日は、貴重なお話をお伺いさせていただき、ありがとうございました。

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