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株式会社俺が運営するお笑い芸人からの就職/転職「芸人ネクスト」〜お笑い芸人から就職/転職して社会で活躍している事例②:渡辺様の場合(株式会社一休様)〜

| 芸人ネクスト

(左:人事の植田様、中央:渡辺様、右:株式会社俺 中北)
「芸人を辞めても、楽しいことはあるよ」他の可能性も諦めないでほしい


渡辺貞行さん 31歳(写真中央)
1986年11月20日生まれ 千葉県出身、座右の銘は『欠点こそ個性』
大学中退後、お笑いの養成所に入り、芸人として6年間活動。コンビの解散を機に、お笑い芸人を辞め、株式会社一休に入社。現在は、店舗向けのコンサル営業として勤務している。


- 本日はどうぞよろしくお願いします。さて、さっそくですが、渡辺さんは、なぜお笑い芸人になろうと思ったのでしょうか?

渡辺さん(以下敬称略):子供の頃からとにかくテレビっ子で、毎日のようにバラエティ番組を見ているようなタイプでした。中学生ぐらいの頃に、爆笑オンエアバトルという番組を見て、漫才や舞台のコントを初めて見て、みんなおもしろい、かっこいいと思い、憧れが強くありました。二十歳過ぎて、改めて自分のやりたいことをやってみようと思い立った時、思い出したのがオンエアバトルの時の先輩方の映像でした。自分のやりたい事って、お笑い芸人だなと思い、憧れでもあったおぎやはぎさんや、アンタッチャブルさんが所属する人力舎のJCA(お笑いの養成所)に入りました。お笑い芸人は、30歳になるまでの約6年間やっていました。

- なぜ、お笑いを辞めようと思ったのでしょうか?

渡辺:色々理由はあるのですが、一番大きな理由は、昨年の4月に5年間やっていたコンビが解散したことです。その解散が、私の中では大きくて、新たに誰か相方を見つけるとか、自分一人でやっていくというモチベーションが、全くわきませんでした。年齢も30歳ということもあり、違うこともやってみようかなと思い、お笑いとは距離を置きました。

中北:お笑いを辞めて、就職を決断することは、とても勇気がいると思うのですが、何が渡辺さんを突き動かしたのでしょうか?

渡辺:実は、昨年の4月に解散してから入社するまでの半年間、知り合いから業務委託という形で、ちょこちょこいろんな仕事をもらっていたんですね。例えば、医療機器の営業ですとか、取材に行って記事を書くライターのお仕事や、動画の編集なども行っておりました。それが、意外に楽しかったんですね。芸人じゃない仕事も楽しいんだなと、これはこれでやりがいがあるなと思いました。そういうこともあり、就職することには、あまり抵抗がありませんでした。また、正直なところ、お給料が芸人の頃とは段違いなので、単純にそこの喜びというのもありましたね(笑)。

挫折経験が魅力に変わる


- 何がきっかけで、一休で働こうと思ったのでしょうか?

渡辺:芸人時代から、一休ユーザーとしてたまに利用していました。どんなサイトかは知っていましたし、親近感がありました。そこで、会社説明会 兼 面接みたいな会があり、興味本位で応募しました。雰囲気があまり堅苦しくなく、植田さんを見て頂ければ分かるかと思うのですが、割とファンキーな方もいらっしゃって、おもしろそうだなと感じました。逆に言うと、堅苦しい会社には入れないと思っていたので、一休なら楽しく働けるかなと思いました。

中北:植田さんは、渡辺さんのどういうポイントが採用の決め手となったのでしょうか?

植田さん:一番のポイントは、挫折経験ですね。渡辺さんは6年お笑い芸人をやっていたこともありハングリーさがあります。これはお笑い芸人だった人に限った話ではないのですが、何か一つを突き詰めた人というのは、やはり魅力があって、そういう人は、どこでも頑張れる強さがあると考えています。そういったポイントが評価されたんだと思います。

- 渡辺さんは、今現在はどんなお仕事をされていますか?

渡辺:一休は、宿泊とレストランの大きく二つのネット予約事業を運営しており、私はレストラン事業の営業をやっています。ご掲載頂いているお店に、様々な企画を提案し、ユーザーに届けていくというコンサルに近い営業を行っています。例えば、カップル向けに記念日プランの提案や、接待向けに個室のプランなどを考えて、ご提案させていただき、お店と一緒になり、ユーザーに素敵なプランを届けていくというお仕事です。また、お店側の困っていることや悩み事とかを聞いて、課題解決できるような方向に導くのが理想の形だなと思ってやっています。      

ビジネスの基礎はないが折れないハートを持っている


ー 芸人から社会人になり苦労したことや、困ったことはありましたか?

渡辺:苦労したことはたくさんありますね(笑)。まずは、敬語が正しく使えないとか、名刺交換のやり方が分からないですとか、いわゆるビジネスマナーをきちんと学んだことがなかったので、最初はとても苦労しました。名刺交換もしたことがなかったので、最初はすごく緊張しました。

また、細かい数字を見るのが苦手です。営業なので、数字を見て違和感に気づくとか、数字の事実をもとに、新たな提案をするということも求められる能力となるのですが、芸人だったからなのか、元々の性格なのかもしれませんが、感覚でやってしまうところがあり、苦手意識があり非常に苦労しています。

他には、ビジネスで使われる用語が、全く意味が分かりませんでした。エビデンスって何のこと?コンバージョンって何?というような状態で、何のことを言っているかさっぱり分かりませんでした(笑)。

お笑いの“返しの技術”は営業に活かせる


ー お笑いで培ってきたことは、今現在の仕事で活かせていますか?

渡辺:結構、活かせていることはたくさんあると思っています。大きく3つあって、1つ目は、ちょっとのことでは、へこたれないってところです。怒られても、全然へこたれないです(笑)。もっと辛い経験をしてきましたので、ハートは強いのかなと思います。

2つ目は、舞台に出ていたこともあり、素の顔のままではいけないという感覚があります。ちょっと作った顔や、声を張ったり、大げさにリアクションするとか、自分の存在をわかってもらうために行っていたことは、今の仕事でも活かされていると思います。

3つ目は、返し刀を準備しているというのがあります。例えば、お客様にこう言われたらこう返すっていうのを考えて準備しています。芸人も、その場の感覚でやっているようで、実は準備していることがあります。営業の場面では、やはり返し刀を準備してないと難しい面が結構あるので、芸人時代と同じだなと思います。

ー 今のお仕事のやりがいは、どんなところにありますか?

渡辺:ご契約頂いているにもかかわらず、全く動きのないお客様に、ある特集の企画をご提案させて頂いたことがありました。それが、結構当たりまして、その時は、やってやったぞ!と思いましたね。0を1にしたというか、自分が動かしたなという実感がありました。お店の方も喜んでくれて、とてもうれしかったですね。インターネットのビジネスですが、営業は結局、人対人なので、店主に気に入られたり、渡辺さんが言うならやるよと言ってくれることはすごくうれしいですね。

私の場合、「俺、今頑張ってるぞ」と感じられることが結構大事だったりします(笑)。それが、今の仕事の中で、すごく感じられているんですよね。今、仕事を頑張ってやっている、頑張っている今の時間が楽しい。それがイコールやりがいという感じですね。

お笑い以外にも熱中できることがある


ー 転職を考えている元芸人の方々へメッセージをお願いします。

渡辺:そうですね、「意外に楽しいよ」ということをお伝えしたいですね(笑)。
私もそうだったのですが、ネクタイして働くなんて嫌だなと、自分はもっとおもしろいことやりたいと思っていました。だけど、意外に仕事も楽しいよと思っています。もちろん、やりたいことをやれるのが一番ですが、他の道をやってみた時に、もしかしたら、それがその人にとって天職になるかもしれない。そこの可能性を自分で捨ててしまうのは、非常にもったいないかなと思います。

ー 今後、目指していることや、抱負はありますか?

渡辺:今は正直、将来のことをあまり考えていません。今、目の前のことを頑張ることが、当面の目標です。7月から、お客様を引き継いだこともあり、さらに高い目標を課せられています。数字を見るのが苦手ということも含めて、まだまだ勉強不足のところがあるので、気が抜けず大変です。それらを含めて楽しみながら、また、お店と共に、ユーザーに喜んでもらえるように、一緒に頑張っていきたいと思っています。

ー 本日は、貴重なお話を伺いさせていただき、ありがとうございました。

 

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