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ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社様「笑いは最高のビジネススキルである」事例のご紹介

ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社様
https://www.unilever.co.jp/

[導入サービス]
・笑いは最高のビジネススキルである
~メンバーが本音を話したくなるお笑いコメディケーション~

[実施概要]
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社が主催するプレミアムエブリフライデーセミナーにて、「笑いは最高のビジネススキル!~メンバーが本音で話したくなるお笑いコメディケーション~」をオンラインにて実施。

[スピーカー]
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社
取締役 人事総務本部長
島田 由香様

株式会社 俺
代表取締役社長
中北 朋宏

コロナ禍の今、「笑い」は免疫力を高め希望を生むきっかけになる
~オンラインだからこそ、より本物の関係が問われる~


ー 本日ははどうぞよろしくお願いいたします。今回、貴社のプレミアムエブリフライデーのセッションに、中北さんのコンテンツを実施しようと思った背景についてお聞かせください。

島田様:そもそも「笑い」というのは、それだけでプレミアムなコンテンツです。笑いによって免疫力が高まり長寿に至るという医学的なデータもありますし、ポジティブなマインドの人はウェルビーイング(well-being)が高いと言われています。そこには、必ず「笑い」があります。「笑う」ということを、皆良いとわかってはいるのですが、笑わない人があまりに多いなと。中北さんは「笑い」のプロであり、以前からビジネスパーソンに対して、「笑い」を研修という形で提供されていることを知っていました。
そこで、今年の2月にご依頼させていただいたのですが、新型コロナの影響で延期となりました。中北さんの雰囲気をFace to Faceで体験して欲しい想いが強くあったのですが、徐々にオンラインでもできるなということがわかり、改めてこのコロナ禍で不安や恐れを感じる人が多い中で、「笑い」というテーマ自体が、希望のきっかけを生むと思い6月にオンラインで実施させていただきました。

ー ありがとうございます。実際に実施してみたご感想について教えて下さい。

島田様:オンラインで100名近くの方にご参加いただき、ひと言でいうと物凄く楽しかったです。私自身ゲラゲラ笑いましたし、参加者の方の反応も非常に良かったです。「笑い」のセオリーを理解し、実践するという体系立てられた内容でとてもわかりやすかったです。
実は、これまで実施してきたプレミアムエブリフライデーの中では、一番自社内での反響がありました。「ビジネス」×「笑い」が、パフォーマンスにどんな影響を与えるのかということに、これだけ多くの人が響くのだなと思いました。

ー 何か印象に残ったワークはありましたか?

島田様:大喜利のワークは、とても印象に残っています。瞬発的に考えてアイデアを出すワークでしたが、チャットに物凄い量のアイデアが流れていました。それは、中北さんが安心安全な場を冒頭からつくっていたので、参加者の皆さんが気兼ねなく自分のアイデアをどんどん書き込んでくれたのだと思いました。
中北さんが、「自己認知ができないと笑いも取れない」とおっしゃっていたのですが、自己認識はリーダーシップや自己成長の部分において原点になることです。改めて、今回のセッションにはビジネスのエリアで活躍するための要素がたくさんちりばめられていると感じました。

オンラインだと信頼関係を築くのが難しいというのは思い込みである


ー オンラインならではの良さや、リアルとの違いがあれば教えてください。

島田様:オンラインの良さは、大きく2つあると思います。1つ目は、「伝える・伝わる」という部分で、相手のことを聞くという感覚が強まり、「聴覚」をよく使います。これがすごく脳にはインパクトがあるという点です。私自身、脳神経言語学という観点から体感しています。
2つ目は、自分の顔も画面を通じて見えるので、自身がどういうコミュニケーションの取り方をするのかがわかりラーニングにもつながります。また、運営の観点で時間や場所を選ばず実施できる点もオンラインならではの良さだと思います。これまで、リアルがベストでオンラインはオプションという思い込みがあり、それによってオンラインの価値が見えにくくなっていたのだと思います。これに気づいた時、オンラインは非常に優れたツールであり、リアルに取って替わるものではなく併用していくものだと思いました。

ー 今後、リアルで会う価値はどういったところにあると思われますか?

島田様:リアルで会う価値は、今後のオフィスがどういう役割になるのかと同じ意味になりますが、イノベーションや偶発的なものを生み出す場所になると思います。例えば、コーヒーを取りに行って雑談をしたら、新しい情報が得られたり、イノベーションの種が生まれたりするのがリアルの価値になってくると思います。
先程から、「リアル」と「オンライン」という言い方をしていますが、「本物」か「偽物」かという意味での「リアル」が問われてくると思います。オンラインだと信頼関係を築くのが難しいのではないかと思われますが、そんなことはありません。ここにも思い込みがあり、オンラインでも本物の関係性は築けます。ツールや状況ではなく、「この相手とどういう関係なのか」という意味の「リアル」が、今後は益々重要になってくると思います。

ー なるほど、ありがとうございます。島田さんから見た中北さんの印象について教えてください。

島田様:楽しいから一緒に居たいなと思う人です。苦労された体験を乗り超えて現在の糧にしているところが、多くの人に勇気を与えているのだと思います。前向きで一生懸命なところや、謙虚さがあるところを尊敬しています。

ー ありがとうございます。今回のようなワークショップは、どのような組織にお勧めしたいですか?

島田様:ほとんどの組織に当てはまるかもしれませんが、「笑い」がないなと感じている職場には良いのではないでしょうか。「笑い」という切り口ではありますが、コミュニケーションの極意を伝えてくれているので、ちょっと知っておくだけでその場が明るくなり、苦手な人との距離も縮まるかもしれません。コミュニケーションに悩んでいる人やオフィスでなんて笑えないと思っている人に、ぜひ受けて欲しいです。

ー 今後、島田様が実現したいことや取り組んでいきたいことがあればお聞かせください。

島田様:私のパーパス(目的・存在意義)は、「すべての人が笑顔で自分らしく生きる。豊かな人生をすべての人が送る」という世界を作ることです。そこに向かう手段がいくつかあり、その1つが「働き方」になります。地域と連携し地域創生しながら、人生をもっと豊かにしていくワーケーションや、もっと自由に楽しく楽に働くということをデザインすることも引き続きやっていきたいです。また、今後は1社にだけ勤めるということがなくなっていくと思うので、自分の強みや興味がある分野で、様々な人とコラボレーションしながら仕事をしていくことも良いと思います。雇用のあり方や会社と個人の関係性を、もっと楽しく楽にしていきたいですね。

ー 本日は、お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。今後とも株式会社俺をよろしくお願いいたします。

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