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インタビュー

日本ヒューレット・パッカード合同会社(HPE)様 元お笑い芸人がお伝えする相手から本音や意見を引き出すコミュニケーション術の導入事例ご紹介

日本ヒューレット・パッカード合同会社(HPE)様

[スピーカー]

日本ヒューレット・パッカード合同会社
人事統括本部 人事企画・コミュニケーション本部 本部長
松崎 美樹様 (※写真左上)

人事統括本部 フィールド人事本部 本部長 
斉藤 智香様 (※写真中央上)

人事統括本部 フィールド人事本部
鈴木 竜太郎様 (※写真右上)

人事統括本部 フィールド人事本部
福本由莉様 (※写真左下)

株式会社 俺
代表取締役社長
中北 朋宏

株式会社 俺
杉山 遼介

[導入サービス]
元お笑い芸人がお伝えする 相手から本音や意見を引き出すコミュニケーション術

実施概要
リモートワーク環境でのコミュニケーションの活性化と社員のウェルネスを高めることを目的に、若手からマネジャーまで幅広い層の150名を対象に、「笑い」を活用したコミュニケーション術を実施。

笑顔溢れる職場づくりが、社員のウェルネスを向上する
~「笑い」を活用したコミュニケーションで一人ひとりの良さを発揮する~


ー 今回、笑いを活用したコミュニケーション研修を実施するに至った背景や理由を教えてください。

松崎様:コロナ禍で、直接オフィスで顔を見て気軽に雑談や相談ができる機会が減っています。リモート会議が当たり前となり、特に新入社員や中途入社の方は、どのタイミングで頷けば良いのか、自分が伝えたいことが相手に本当に伝わっているのかがわからず不安に思う人が多く、コミュニケーションに関する悩みの声が増えていました。このような中で、どうしたらもっとコミュニケーションを活性化できるのか、何か良い方法がないかを調べました。鈴木がお笑いとビジネスを融合した研修があることを見つけ、お笑いの要素を取り入れたコミュケーション研修を実施してみてはどうかということになりました。
「お笑い×ビジネス」という一見真逆にあるようなものが融合した研修とは、どんな内容なのかとても興味深いと感じました。弊社は「Wellness」にも力を入れていますが、「笑い」には心身共にリラックスさせる効果があります。お笑いを活用したコミュニケーション術を学ぶことは、コミュニケーションの活性化とWellnessの両方に効果があるのではないかと思い、今回ご依頼させていただきました。

ー 本研修を実施してみた率直なご感想や、感じられた効果があれば教えて下さい。

松崎様: 今回の研修は、大変反響が大きく245名の応募がありました。当日も若手からピープルリーダー(部下を持つ管理職)まで幅広い層の150名に参加いただき、これまで実施してきたWellnessセミナーの中でも上位に入ります。それだけ社員にとっても関心の高いテーマであり、日頃のコミュニケーションに悩んでいるのかなと感じました。許可をいただき社内で動画を視聴できるようにしているのですが、閲覧件数はTOP3に入るほど人気で、実施して本当に良かったと思っています。参加者の満足度も非常に高く、できれば今後も継続して開催したいと考えています。
また、参加したピープルリーダーの方に感想を聞いたところ、マネジメントにおいて「情」と「理」でいかに訴えるかが大事という話があるが、「情」で訴えるとは、具体的にどうすれば良いのかわからなかったが、相手を尊重してうまく突っ込むとか、笑いを通じて共感することが大事だと気づいたとのことです。弊社のピープルリーダーは、1on1フィードバックを大切にしていますし、コミュニケーションへの関心も高いので、日常で使える観点を学べたことがすごく良かったようです。

お笑いとビジネスのバランスが絶妙で、楽しく学べて気づきが得られる

ー 印象に残ったワークや、効果がありそうなワークはありましたか?

斉藤様:私は大喜利でイメージするワークがとても印象に残っています。あまり思い浮かばず、日頃いかに右脳を使っていないのかに改めて気づかされました。普段の仕事で、もっと右脳と左脳をバランス良く使えば良いパフォーマンスが出るのではないかと気づき、とても新鮮でした。
また、自社のソフトスキルのトレーニングでも使っているジョハリの窓や心理的安全性、グロースマインドなどの要素が入っており、仕事とかけ離れ過ぎず、笑いのエッセンスを学べたことも非常に良かったです。お笑いとビジネスの距離間がとても絶妙で、どのワークも楽しみながら学べて気づきも多く有意義でした。

ー 今回、俺にお任せ頂いた決め手は何だったのでしょうか?

鈴木様:オンラインで実施ができ、笑いを取り入れたコミュニケーション術を学べる、この2つを実現できるものをリサーチしておりました。他社様にもお問い合せしたのですが、俺さんのコンテンツを拝見させていただいた時、笑いを理論で体系化されていることがとても印象的でした。弊社はITエンジニアが多いので、理論やロジックがしっかりある方が納得感を持って受講してもらえるのではないかと思い、今回ご依頼させていただきました。

― 本研修は、どのような階層や組織にお勧めしたいですか?

松崎様:HPEでは幅広い層に参加いただけましたが、新入社員を対象に実施することで、社会人として必要なマインドやコミュニケーションスキルを学べると感じました。また、ピープルリーダー層や新任管理職研修など、リモート環境でのマネジメントやメンバーとの信頼関係構築に役立つと感じました。

斉藤様:「笑い」を学ぶことは、すべてのビジネスパーソンに必要だと感じました。どんな階層や組織であっても、発想力やセルフプロデュース力は大事ですし、それらを鍛えられたらもっと良いアウトプットが出せるのではないかと思います。余談ですが、もし、笑いを学べる学校があったら自分の子供を入れたいですね。ネガティブなこともうまく返すことができたら、人気者になるだろうしすごくしなやかで強い子になれるなと思いました。

社員が健康で笑顔でいることが、お客様への提供価値につながる

― 今後、どのような組織をつくっていきたいですか?

斉藤様:HPEでは「Wellness」を重要なキーワードとしており、コロナ禍でも社員が笑顔で健康に働き続きけることの大切さを感じていますし、その環境づくりをしっかり継続していきたいです。また、インクルージョン&ダイバーシティの観点から、人との違いを尊重してコミュニケーションしていくことを大切にしていきたいと思っています。お笑いの「イジる」とは、相手を尊重するというお話もありましたが、職場に笑いがあることで心理的安全性が生まれ、お互いを認め合うことで、それぞれの良さがもっと発揮できるような組織を今後もつくっていきたいと思っています。

松崎様:HPEのCEOが発信しているメッセージに、「Happy Employee=Happy Customer」があります。社員が笑顔溢れる環境の中で仕事ができないと、お客様に対しても良いアウトプットが出せないというのは、まさにその通りであり、このような環境を実現していきたいと思っています。HPEは、風通しが良くお互いの意見を認め合う風土があります。その強みを活かし、さらにお笑いの要素も取り入れることで、もっと笑顔溢れる組織にしていきたいです。そうすることで、心身共に健康で前向きになり、良いアウトプットが出てくると思っています。まずは、自分が笑顔でないと相手も笑顔にならないので、常に笑顔を心がけていきたいです。

― 本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

 

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